カイザーギドラ
要はキングギドラなのですが…。
「キング」ではなく、「カイザー」なのは、「ゴジラ FINAL WARS」のX星人の設定に準じたからでしょう。
(ミュータントの中で、何万分の一の確率で生まれる、最強の生物を「カイザー」と呼ぶことから)
ゴジラ映画の最後を飾る、最大最強のライバルといったら、この怪獣しかおりません。
「モンスターX」と、気を持たせる演出がありますが、正体はすぐにわかってしまいます。
3本の首が、かなり太いのが特徴です。
<特徴>
X星人の最終兵器「モンスターX」として宇宙より飛来。
モンスターXの姿では、二足歩行を行い、格闘技に近い動きを披露。
カイザーギドラに変形後は、三本の首から発するビームがメインとなる。
このビームは、磁場のような性質をもち、ゴジラを空中に浮かせる程の力を持つ。
その他、ゴジラに噛み付くことで、力を吸収することができる。
<ストーリー>
怪獣を暴れさせることで、地球支配を圧倒的有利に進める、X星人。
しかし、ゴジラの出現に危惧を感じ、宇宙よりモンスターXの召喚を決定。
ゴジラの快進撃は止まらず、怪獣を全て蹴散らし、X星人の本拠地である、東京へ。
モンスターXの気配を察知したゴジラ、地上から宇宙のモンスターXへ向かって、長距離放射熱線を放つ。
熱線はモンスターXを直撃するが、勢いは止まらず、そのままゴジラと衝突。
その衝撃はすさまじく、東京は一瞬にして廃墟へ。
(折れた東京タワーも確認できる)
ゴジラとモンスターXの戦い。
同時に、モスラとガイガンの戦いも繰り広げられ、その決着と同時に、モンスターXはカイザーギドラへと変貌する。
カイザーギドラは、ゴジラのエネルギーを吸収しつつ、有利に戦いを進める。
しかし、轟天号と尾崎の活躍により、ゴジラはパワーを得る。
パワーアップしたゴジラの熱線で、カイザーギドラの中央の首が破壊される。
戦況は一変し、右の首までもがれたカイザーギドラ。
最後は投げ飛ばされ、ゴジラの赤い放射熱線!
宇宙まで飛ばされ爆発。