ガイガン
宇宙怪獣です。
SFっぽい目に、フック型の手、腹部に大胆な回転のこぎりというフォルム。
ゴジラ映画の怪獣…というよりは、ウルトラシリーズを連想させる造形です。
きっと、そういう時代だったのでしょう…。
出演は3作品と多くありませんが、毎回、大きな役どころを与えられており、見所の多い怪獣です。
<特徴>
〜デジタルパンフレットより〜
体長65m、体重25000t
目からレーザー、口から熱線?(映画中では未使用)
空中ではマッハ3の飛行速度?????
(防衛隊の計測によると、マッハ400を記録)
宇宙怪獣というだけあり、知能を感じさせる行動があるものの、協調性に欠ける。
最強の怪獣キングギドラを従えてのデビュー戦だったが、最後は仲間割れ。
<ストーリー>
M宇宙ハンター星雲出身の宇宙人による陰謀。
滅亡してしまった母星の代わりに地球を乗っ取るため、画策。
子どもランドの名目で作成された、ゴジラ塔から、誘導電波を発信。
ガイガン、キングギドラが宇宙より飛来。
東京を強襲。
この際、東京タワーのようなものを破壊している。
(ゴジラシリーズ上、数少ないシーン)
月の瀬海岸(架空)・コンビナートにて、ゴジラ、アンギラスと対峙。
腹部の回転のこぎりで、ゴジラ、アンギラスを追い込む。
しかし、一方的にやられていたゴジラが何の前触れもなく突然元気に。
焦ったガイガンは間違ってキングギドラを攻撃。
2匹は仲間割れ。
形勢逆転し、ガイガンとキングギドラは宇宙へ逃走。
<ストーリー>
シートピア海底王国の地上攻撃。
シートピアは、イースター島のモアイ像を通じて、M宇宙ハンター星と連絡。
要請により、ガイガンを派遣。
正義の味方ジェットジャガーと戦う、メガロの援助へ。
2対1の上、卑怯な挟み撃ちにより、ジェットジャガーを圧倒。
しかし、そこにゴジラが登場。
2対2のタッグマッチに。
不意打ちや、ジェットジャガーを盾にするなど、悪役らしい卑劣な行為を連発。
けれどもゴジラにはかなわず、最後はジェットジャガーに腕を折られるという屈辱。
宇宙へ退散する。
<特徴>
機械と生物の融合体である、サイボーグ怪獣。
5番目の未知の塩基、M塩基を持つ。
1万2000年前にモスラと戦い、勝利している。
ワイヤーフックや円月輪など、昭和シリーズに比べ、メカっぽさが強調されている。
<ストーリー>
北海道沖でミイラの姿として発見される。
防衛博物館に運ばれ調査される。
その後、正体を現したX星人により、再起動。
轟天号の決死のフライトにより、南極近くに眠っていたゴジラが復活。
ガイガンが最初の対戦相手となる。
ワイヤーを両手から伸ばし、攻撃しようとするが、一撃で粉砕される…。
ゴジラの快進撃は続き、舞台は東京へ。
X星人により宇宙から召喚されたモンスターXと、最終決戦に。
モスラも地球の味方として参戦。
そこへ、よりパワーアップした姿でガイガンが登場。
モスラの羽を切り裂く。
戦いを有利に進めるが、またしても、間違ってモンスターXを切りつけてしまう…。
(上記「ゴジラ対ガイガン」参照)
直後に、モスラの厳しいツッコミ。
円月輪によりモスラを追い詰めるが、
誘導に失敗し、自爆。
円月輪で自分の首を落とす結果に。
最後は炎に包まれたモスラの体当たりにより、爆発。