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キングギドラ

ムービーモンスターシリーズ キングギドラ(新彩色)

三本の首を持つ、黄金の龍。
美しい造形と、絶対的な強さを兼ね備えた、人気怪獣です。

たくさん登場しているにもかかわらず、ゴジラとの共闘は一切なし。
常に、ゴジラの前に立ちふさがる、強敵です。
永遠のライバルと言って良いでしょう。

基本的には宇宙怪獣なのですが、
後期の作品では、
未来のペットの成れの果てだったり、日本を護る聖獣だったり、
面白い設定が与えられることもあります。


「三大怪獣 地球最大の決戦」(1964)

<特徴>
5000年前、高度な文明を誇った、金星を滅ぼした元凶。
何者にも操られていない、貴重なキングギドラでもある。

〜デジタルパンフレットより〜
体長 100m
体重 33000t

<ストーリー>
黒部ダムにて、巨大な隕石の落下が目撃される。
帝都工大の村井の調査隊により、霞沢に落下した隕石を発見。
しかし、隕石は調査中に異変が発生。
中から、キングギドラが出現する。

松本市にキングギドラが飛来。
飛行時の爆風で、松本城を破損。

キングギドラ、東京へ。
光線により各地を破壊する。
東京タワーも破壊。

小美人の歌により、インファント島のモスラが呼び寄せられる。
モスラは、富士山麓で争いを続けていた、ゴジラとラドンを説得。

キングギドラがゴジラの元へ。
モスラ、ゴジラ、ラドンによる共闘が実現する。

キングギドラの熱線に、3匹でも苦戦。
しかし、モスラの糸が効果を発揮し、キングギドラは敗走。



「怪獣大戦争」(1965)

<特徴>
木星の13番目の衛星・X星に生息。
X星人に「怪物ゼロ」と呼ばれる。

<ストーリー>
キングギドラを撃退するため、X星人に輸送された、ゴジラとラドン。
X星にて、キングギドラと戦う。

ゴジラとラドンの共闘により、キングギドラ敗退。
しかし、これはX星人がゴジラ、ラドンを支配下に置くための策略だった。

キングギドラはX星人の操作により、アメリカに出現。(会話のみ)

X星人が地球攻撃を開始。
操作されたゴジラとラドンが、富士山周辺で破壊活動。
キングギドラも日本へ呼び寄せられる。

3匹の怪獣により、地球側は苦戦を強いられる。
しかし、怪獣達を操作していた電磁波を遮断する「Aサイクル光線」を開発。
怪獣達のコントロールを解くことに成功する。
次々と倒れる、怪獣達。

意識を取り戻したゴジラとラドンは、再びタッグを組み、キングギドラと対決。
ラドンとゴジラの体当たりで、3匹は海へ転落。

キングギドラは宇宙へ逃げ去った。



「怪獣総進撃」(1968)

<ストーリー>
追い詰められた、キラアク星人の切り札として登場。
しかし地球側の怪獣は、なんと10匹!

さすがのキングギドラも、猛攻撃に為す術がない。

これまでは、負けた際は逃走していたキングギドラだったが、
ついに地に伏すときが来た。



「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」(1972)

<特徴>
防衛隊の計測によると、
マッハ400を記録
とうとう、ガイガンのお供になってしまった。

<ストーリー>
M宇宙ハンター星雲出身の宇宙人による陰謀。
滅亡してしまった母星の代わりに地球を乗っ取るため、画策。
子どもランドの名目で作成された、ゴジラ塔から、誘導電波を発信。

ガイガン、キングギドラが宇宙より飛来。

東京を強襲。
この際、東京タワーのようなものを破壊している。
(ゴジラシリーズ上、数少ないシーン)
月の瀬海岸(架空)・コンビナートにて、ゴジラ、アンギラスと対峙。

ゴジラ、アンギラスを追い込む。

しかし、一方的にやられていたゴジラが何の前触れもなく突然元気に
焦ったガイガンは間違ってキングギドラを攻撃。
2匹は仲間割れ

形勢逆転し、ガイガンとキングギドラは宇宙へ逃走。



「ゴジラVSキングギドラ」(1991)

<特徴>
人間のペット用に遺伝子操作で作られた動物・ドラッド。
(23世紀のヒット商品)

このドラッド3匹が、ラゴス島・昭和29年の水爆実験で
突然変異を起こした姿こそが、キングギドラ。

ドラッドに、飼い主の声にだけ反応する性質があったため、
キングギドラも、未来人の手により操作が可能。

<ストーリー>
2204年から、未来人がやってきて、日本はゴジラの破壊活動により
衰退すると聞かされる。

歴史を変えることを、未来人から提案される。
ゴジラに変化する前の恐竜、ゴジラザウルスが水爆実験に
巻き込まれないようにすることで、ゴジラを消滅させようというのだ。

この作戦は成功する。
しかし、未来人には策略があった。
実は、ビオランテ戦後のゴジラは、海に眠ったまま、23世紀になっても起きなかった。
日本はそのまま超大国となり、世界を牛耳っていたのだ。
その現状を打破するため、過去に置き去りにしたドラッドをキングギドラへ変化させた。

1992年現在のゴジラは消滅したが、代わりにキングギドラが登場した。

太平洋上に出現したキングギドラは、福岡上空へ。
福岡の町を破壊した後、北上。
広島を経由し、北海道へ。

過去で、ベーリング海に移動されたゴジラザウルスだったが、
そこでも原潜の事故が発生していた。
結局、ゴジラは復活してしまう。
しかも、意図的にゴジラを誕生させようと画策した、新堂グループの原潜が
更にゴジラを巨大化させる。

キングギドラは襟裳岬上空で戦闘機を撃墜。

ゴジラは北海道・美幌へ上陸。
キングギドラも到着し、対決へ。

未来人の手によって制御されたキングギドラは、的確にゴジラを攻撃し、追い詰める。

しかし現代人・寺沢と、反旗を翻した未来人エミーの手により、
未来人の制御装置が破壊される。

操作を失ったことで、戦況は一転。
ゴジラの放射熱線により、キングギドラは中央の首を吹き飛ばされる。
エミー達の機転で、未来人の母船を、ゴジラの目の前に移動。
母船は、ゴジラの熱線により吹き飛ばされる。

その隙にキングギドラは逃走を試みるが、熱線に打ち落とされ、海へ水没。

その後、2204年に戻ったエミーにより、キングギドラは回収される。
(オホーツク海の水温が低かったこともあり、200年後まで生きていた)
そして、23世紀の科学技術で、メカキングギドラとしてよみがえる。


「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」(2001)

<特徴>
モスラ・バラゴン同様、日本の古代王朝に退治され、祭られた聖獣の一匹。
ヤマタノオロチ伝説の基になったとされる(この映画の中での話ですが)。

千年竜王と呼ばれる、最強の聖獣だが、一万年の眠りが必要なのに対し、
二千年しか経っておらず、不完全な「ギドラ」として目覚めることに。

完全体こそが「キングギドラ」と呼ばれる姿。

<ストーリー>
釈迦ヶ岳に祭られていた、ギドラ。
石像が倒され、ゴジラが出現したことで、眠りから覚める。

横浜に上陸したゴジラを、聖獣・モスラが迎え撃つ。
そこに、モスラの援軍として、ギドラ登場。

かみついて電撃を流し込むギドラ。
けれどもゴジラの力は強大で、ギドラははじき飛ばされる。
ゴジラのとどめの熱線を、モスラがかばう。

最後の力を振り絞るモスラだが、さらに熱線の直撃を受け、粉砕される。
しかし、その黄金の灰を浴び、ギドラはキングギドラへ。
ゴジラの熱線さえもはじき返す、千年竜王の力を手に入れる。

キングギドラは、海に吹き飛ばされたゴジラを追い、戦場は海中へ。

防衛軍も巡視艇に削岩弾「D03」で援護しようとするがゴジラの身のこなしで、キングギドラが被弾。
形勢は逆転してしまう。
その後、カケラの力で勢いを盛り返したキングギドラだったが、ゴジラの熱線の前に破れた。


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※怪獣紹介のページはネタバレを含みます。

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